ギャンブルやカジノのアニメおすすめ5選!健全でためになる作品をランキングで紹介
今回はギャンブル好きでアニメ好きの筆者が、とっておき「お勧めギャンブルアニメ」を6作品ご紹介いたします。
アニメ=子供のもので、ギャンブル=大人のものと、ちょっと思ってしまいがち。「アニメの中で、お金かけちゃうシーンはいいの?」なんて堅い頭は捨てましょう!
そしてこのギャンブルアニメ、一見ダークに見えて実はとっても健全でためになるものも多いんです。「度胸」や「哲学」「心意気」を、登場人物たちが教えてくれます。
漫画が原作のものがほとんどですが、漫画よりも不特定多数の人に観られるアニメ。ゲームの説明などが詳しく描かれているものいいところ。
「ギャンブルは、やってみたいけど分からないし怖いしなぁ」という方は、まずはアニメから入ってみるのはいかがでしょうか。
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賭ケグルイ
引用元:TVアニメ「賭ケグルイ」公式サイト賭ケグルイは月刊ガンガンJOREKERで連載中の大人気漫画が原作です。ドラマ化もされています。
ストーリー
創立122年を迎える私立百花王(しりつひゃっかおう)学園は、政財界の重鎮の子息始め良家の子女が通う名門校。
けれどこの百花王学園、普通の学校とは違う「スクールヒエラルキー」があった。それは「ギャンブルの勝者が学園生活でも勝者」ということ。勉強でもスポーツでも人柄でもなく、生徒の優劣を決めるのはただ一つ「ギャンブルに勝つか負けるか」のみ。
勝者は学園内での名誉と地位を与えられ、敗者は金銭どころか人間性まで剥奪されるという壮絶なもの。最下層の敗者は男子は「ポチ」女子は「ミケ」と呼ばれ、家畜扱いされる。
そんな百花王学園に蛇喰夢子(じゃばみゆめこ)という1人の少女が転校してきた。2年華組一の勝者、ギャンブル学園生活を謳歌していた早乙女芽亜利(さおとめめあり)はクラスメイトを従えて、何も知らない夢子をギャンブルで陥れようとする。
が、逆にそのイカサマ手口を見破られ、880万もの負債を負ってしまう。夢子こそがギャンブルに際しての狂気をその身に潜ませる「賭ケグルイ」だったのである。
見どころ
なんと言ってもその見どころは、主人公が女子高生だというところ。変な意味ではないのであしからず。これまでのギャンブルアニメは圧倒的に男性向け、男性主人公のものが多く、劇画チックなものやデフォルメされた絵柄が定番でした。この「賭ケグルイ」は女性も楽しめて、かつ作画にも抵抗が少ないのがよいです。
闘牌伝説 アカギ
ギャンブル漫画でお馴染み、福本伸行原作の麻雀漫画が原作です。日本テレビで放映していました。時代は昭和30年代、高度経済成長真っ只中の時代に闇麻雀の世界で暗躍する赤木しげるの物語です。
ストーリー
ヤクザと打つ闇麻雀で300万の借金を負ってしまった南郷。卓を囲んで追い詰められるが、どう考えて救いの手はない。誰でもいいから、何でもいいから、悪魔でもいいからこの場をなんとかしてくれる者の介入を切に望んでいた。
そこに現れたのが年端もいかない銀髪の少年「赤木しげる」だった。しかもアカギはずぶ濡れで、どう見ても訳ありの様子。
なんと、崖っぷちまで車を走らせブレーキの位置で度胸を競う「チキンラン」の生き残りだった。南郷の後ろで卓を見守り「勝とうとしていない、ただ助かろうとしている。そんなことでは負ける」とのたまう。
聞けばアカギは麻雀のルールなどはまるで知らない。けれど南郷、5分間でアカギにそのルールを教え込み、自分の代わりに半荘を打たせる。
そこでアカギは持ち前の据わった肚と洞察力で、ヤクザの代打ちをも凌ぐ類稀なる才気を覚醒させていくのだった。
見どころ
時代設定が昭和33年頃なので、それを思わせるノスタルジックなオープニングが心癒されます。それに対しエンディングが渇きと欲を放出するようなデスメタル調なのも、さすが名作アニメを輩出しているマッドハウスの製作と思わせる作品。原作漫画よりも、麻雀のルールを解説してくれる箇所があるのも有難いです。
逆境無頼カイジ 破戒録篇
引用元:Hulu(フールー)
ご存知、ギャンブル漫画の金字塔「カイジ」アニメ版です。
破戒録篇は、カイジが1,000万円の借金を負って、劣悪債務者として地下世界に堕ちるところから始まります。
ストーリー
後輩の保証人になったことから多額の借金を負ってしまったカイジこと伊藤開司。それを返済すべく「希望」という名のギャンブル船「エスポワール」の乗りこむが……。
その後、紆余曲折を経てカイジの借金が1,000万円に膨らんでしまい、「劣悪債務者」として帝愛グループの指名手配となっているところから、このシリーズは始まる。
取り立てから逃げるように暮らしていたカイジは、「エスポワール」乗船を勧めてきた遠藤に巡り会う。「もう一度、ギャンブルに参加させてくれ」と懇願するカイジを遠藤が連れて行ったのは地下世界。借金返済のために刑務所同然の暮らしを強いられる場所だった。
そこにはカイジと同じく多額の負債を負った人間達が、労働と共同生活を強制されていた。その中でも収容者たちをまとめるリーダー的な存在が「班長」として娯楽全般を取り仕切っていた。
ある日班長は、カイジに給料を前借りするように仕向け、体のいいピンハネを行う。それを取り返そうと躍起になったカイジは、班長主催のチンチロ賭博に参加するのだが……。
見どころ
カイジがエスポワール号に乗り込む「カイジ 賭博黙示録」が原作になった「逆境無頼 カイジ」はあまりにも有名ですが、筆者個人的にはこの「破戒録篇」がお気に入りです。
イコロ賭博「地下チンチロ」の行方は観ていて飽きないですし、カイジと班長・大槻の駆け引きも見ものです。カイジ役の声優はアカギと同じく萩原聖人ですが、どちらの役もしっくりきています。
勝負師伝説 哲也
引用元:dアニメストア
さいふうめい原案、星野泰視作画の漫画「哲也 〜雀聖と呼ばれた男〜」が原作。
2000年にテレビ朝日で放映されていました。キャッチコピーは「喰うか喰われるか、負ければ地獄」。アニメのコピーとは思えないですよね。
ストーリー
昭和21年、戦後の混乱期。復興を目指して人々がもがき苦しみ生活していた頃、新宿のとある雀荘に立ち寄った哲也。
「坊や」と馬鹿にされながらも、次々と勝ちを重ねていく。そこへ現れたのが房州という男。「強えっつても兄さんのやってるのは所詮、昼間の麻雀。ここを甘く見てると死ぬぜ」と哲也に吐き捨てる。そこで房州と卓を囲む哲也。
完璧に勝てる勝負と踏んでいた哲也だが、房州に負けてサシウマで賭けた500円(当時のサラリーマンの1ヶ月分の給料)を借金してしまう。
なんと当たり牌であった「發」を房州が雀卓の下に隠していたのだ。房州はプロの勝負師、いわゆる「玄人」だったのだ。
ある日町で房州を見つけた哲也は、あの日のイカサマのことを房州に問い詰める。房州はそれなら俺と運試しをしようと、神社の賽銭箱の前で「次に来たやつが賽銭箱に賽銭を入れるかどうか」を賭けようという。
「賽銭を入れる」に賭けた哲也。やって来た老紳士は賽銭箱に小銭を投げ入れた。が、それを房州が横から掠め取ってしまう。
唖然とする哲也に「勝負は運だけじゃなく、力が必要だ」という房州。その「力」を学ぶべく、哲也は房州に弟子入りするのだった。
見どころ
約20年前のアニメですが、ちゃんと昭和の感じが漂っています。その割にテンポが良く、物語に引き込まれて行くのが見どころとなります。
過剰な演出や音楽がないので、落ち着いて観て入れられるのも良いです。房州を演じている大塚周夫さんの声も迫力があります。
ONE OUTS (ワンナウツ)
引用元:dアニメストア
「LAIR GAME」で有名な甲斐谷忍原作の漫画のアニメ化です。2008年から2009年にかけて日本テレビで放映されていました。
ストーリー
天才バッターの児島弘道は数々のタイトルや記録を持ちながらも、チーム優勝を果たしたことがない。今度こそ優勝をもぎ取ろうとトレーナーの木野崎と打撃投手の中根と共に沖縄にキャンプインしていた。
ところがそのさ中、中根が指を負傷してしまう。優勝がかかった大切なキャンプ。中根と木野崎は代わりのピッチャーを探しに、大学や実業団を訪ね歩くが全く見つからない。
そんなとき、2人に声をかけてきた黒人の女がいた。「あんたたち、ピッチャー探してるんだろ?」そう言う女に誘われついて行った先はとある球場。
マウンドに上がったピッチャーとバッターを囲んで、アメリカ兵たちが盛り上がりを見せていた。そこで繰り広げられていたのは、ピッチャーがバッターからアウトを取れるか取れないかを賭ける「ワンナウツ」というゲームだった。
賭野球だと知りながら木野崎は試しに1,000円を賭けるが、読みが外れて負けてしまう。その負けを取り返そうと躍起になって、次またその次と賭け金額を増やしていく木野崎。
この「ワンナウツ」で無敗を誇る天才ピッチャーの渡久地東亜にしてやられ、身ぐるみを剥がされそうになる。その窮地を救ったのは、そこに突然現れた不運の天才打者、児島弘道だった。
見どころ
「打つか、抑えるか」を賭ける単純なゲームなので分かりやすくテンポ良く、ストーリー運びにグイグイ引きつけられます。
話が進むにつれ、渡久地東亜が児島の球団に入団し、本格的な野球アニメになっていくのですが「ピッチャー VS バッター」という駆け引きは健在で、ギャンブル性は損なわれません。作者はこの企画を「野球版アカギ」と説明したそうですが、納得のお話です。
ギャンブルをアニメで体験!
今回はギャンブル大好きな筆者が、お勧めのギャンブルアニメを6つご紹介してきました。「カイジ」や「アカギ」はギャンブル好きではない方にも人気が高く、シリーズも長く続いているので一度ハマればかなり楽しめます。
また、この2作と「ONE OUTS」はアニメ通の中で良質なものを創るのことで知られる「マッドハウス」の製作なので、作品としてもクオリティが高いのでお勧め。
3作に共通して主人公の声を萩原聖人が演じているのですが、三者三様演じ分けているので、それも見どころです。
「賭ケグルイ」は現在も連載が続いている大人気漫画の映像化なので、観ておいて損はないでしょう。「哲也」は声優陣の迫真の演技が見もので、麻雀を知らなくても充分楽しめると思います。
「ギャンブルしてみたいけど、ちょっと怖い」「漫画で読むのは難しそう」そんな方には、まずアニメからのギャンブル入門をお勧めします!
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