「お金持ちに多い職業は?」と聞かれたら、あなたはなんと答えますか?一昔前なら「医者」や「弁護士」という答えが圧倒的に多かったと思うのですが、最近は様々な稼ぎ方があるので、ステレオタイプの返答だけが正解とは限りません。
そこでどんな職業にお金持ちが多いのかを調べてみたところ、アンケート調査から意外な職業がランクインしていることが分かりました。
知りたいですか?知りたいからこれを読んでくれていると信じます。なのでコッソリ教えちゃいます。
「資格がなければ」「資本がなければ」「学歴がなければ」お金持ちになれない時代は終わりました。あなも一緒にお金持ちになる道を探って行きましょう!
お金持ちに多い職業とはいったい?
では、お金持ちに多い職業には一体どのようなものがあるのでしょうか。そして古くからのイメージで「お金持ち」と思われている職業は、本当に稼げているのでしょうか。そこのところをじっくり見て行きたいと思います。
①会社経営者
やはり企業経営者が高収入というのは、今も昔も変わらないことのようです。ですが意外と大企業よりも、中小企業の経営者の方が収入が良いということが分かっています。
上場している大企業の経営は、責任や労働時間と比べて対価が少ないというのが印象です。5千万円以内の年収が殆どで、中には年収3千万円を超えないケースもあります。大企業ゆえに雇われ社長というのが影響していると言われています。
それに比べて中小企業の場合はオーナー社長が多いので、株式の配当や役員報酬などの名目の収入もあり、会社の状況に応じて収入確保の手段を講じることが出来ます。
自ら起業した会社がある程度育ったところで、事業を売却して資産に変えるという起業家も増えてきているそうです。
これに含まれるのが株式公開となりますが、公開のハードルが上がっている最近では特定相手にそのまま事業を売却するケースが増加しているそうです。そうやって資産を作るのもお金持ちの手段の一つなのですね。
②医師
やはり医師は高額収入にランクインしていますが、これも大企業と中小企業の違いで、「雇われ」か「オーナー」かによって収入が変わってきます。勤務医と開業医の違いですね。もちろん開業医の方が収入が良いのは言うまでもありません。
ですが医院の開業資金は診察科にもよりますが、かなり多額な費用がかかります。勤務医の年収は5百万円から8百万円と言われていますが、その年収の中から開業資金を貯めるというのはなかなか大変です。
医学部に通う学費も莫大なものになるので、資金力のある家庭の子息が医師になることが多いですが、親の医院を受け継いで開業医になるケースも多いのです。医師の家系というのは受け継がれていくのですね。
③芸能人
芸能人は高収入に間違いはないですが、それだけ見栄を張る商売ですので支出も大きく、資産として残るか否かは微妙なところです。
そしてサラリーマンのように安定した職業ではないので、人気の如何やスキャンダルなどで仕事がなくなってしまう可能性も多々あります。
現在は昔に比べ、アイドルの寿命が長くなっていたり、お笑い芸人でも事務所の推しでテレビ出演が増えたりと保証されている側面が見え隠れしていますが、それでも一般企業に勤める会社員に比べたら危うい職業です。
それを見越して全盛期に不動産を所有してしまったりという計算が働く人は、資産を残すことができるのでしょう。
④プロスポーツ選手
芸能人と同等、下手したらそれ以上の年俸があるプロスポーツ選手。しかし、これもまた芸能人以上に明日をも知れぬ身なのです。
芸能人の場合、人気がなくなれば仕事が減ってきますし、スキャンダルなどの報道が出ればスポンサーなどから降板を余儀なくされます。
逆に、それに気をつけて自分をキープアップしていれば、そんなに急下降することはないとも言えるのかもしれません。
しかしスポーツ選手の場合、それに加え予期せぬ身体の不調や怪我などの可能性もあり、芸能人以上に危うい職業と言えるでしょう。
その危険性と隣り合わせということから、メンタル的にも不安定になりやすく、やはり成功出来るのは一握りの選ばれた人たちなのでしょう。
そして何より、一生涯の中で活躍できる時間が他の業種に比べ、圧倒的に少ないと言うことです。引退後も、解説者やコーチとしてその業界に残れる人も限られています。
そのような背景もあって、やはり才能ある選手には法外な年俸が支払われるのでしょう。
⑤投資家/投資顧問
この不況の中、お金を持っているのが投資家たちなのです。株式投資やFX、投資信託や不動産等の何がしかに投資をして資産運用をしています。
「それは職業なのか?」と問われたら微妙なところですが、株価の変動を見極めて売買するタイミングを外さない「デイトレーダー」などは、かけている時間や労力から職業ということが出来ます。
お金持ちは大体余剰のお金で資産運用をしているので、それをアドバイスするという仕事も高収入にランクインしています。
⑥プロギャンブラー
「ギャンブル」で、泡銭ではなく生活費を稼いでしまうのがプロのギャンブラー。でも、なんのギャンブルで一体そんなにお金を稼いでるの?と言うのが気になるところですよね。
ではプロギャンブラーたちが、どんなギャンブルに携わっているのかを見て行きましょう。
パチンコ
「パチプロ」という言葉は聞いたことがあると思いますが、世の中にはプロの賭け事師というのが存在するのです。
「◯年間パチンコで食ってて……」なんていう、数年前はパチプロだったという人が、あなたの周囲にもいるかも知れません。ですがパチンコに規制が設けられてからは、パチプロでやっていくのは至難の技だと彼らは言います。
公営ギャンブル
では、パチンコ以外にプロギャンブラーというのは存在するのでしょうか?競馬や競艇、オートや競輪などで食べているという人の話はあまり聞いたことがありません。
それもそのはず、公営ギャンブルはパチンコよりも還元率が低いので、それで生計を立てている人はほぼ居ないのと同然と言えます。
公営ギャンブルに精通していて、かなりの的中率を誇る予想を立てる人ならば、現在ではその予想をネットで公開するなどの方法で収入を得ています。
けれどそれは純粋な「プロギャンブラー」ではないですよね。ではプロギャンブラーという職業は幻なのか?いえいえ、そんなことはありません。
オンラインカジノ
今、プロギャンブラーが職業として成り立っている所以は「オンラインカジノ」にあったのです。
リアルなカジノはまだ日本では認可が下りていませんが、カジノが合法な国にあって、かつ然るべきライセンスを取得している会社が運営しているカジノにネットからベット出来るというもの。
「オンラインのカジノなんて、胴元のいいように操作しているんじゃないの?」なんて思ってしまいがちですが、先ほども書きましたように「然るべきライセンスを取得している」会社が運営しています。
そのようなイカサマ的なことをやってしまったら一発でライセンスを剥奪されてしまうので、そんな心配は全くありません。このオンラインカジノにプロギャンブラーが集まるのは、なんと言ってもその還元率と配当金の高さ。
公営ギャンブルだと、かなりの大穴に賭けないと回収出来ないような一攫千金を狙えてしまうというのが一番の魅力です。
ルールも二者択一のような単純なものが多く、必勝法などもある程度確立されているので、度胸とネット環境さえあればオンラインカジノでプロギャンブラーの仲間入りが出来てしまうかも?
昔と比べて誰でもお金持ちになれる時代になっている
携帯電話がショルダーバッグくらい大きくて、一般に普及しなかったのはもう昔の話。今や「一人、一携帯」どころか「一人、一端末」の時代になってきました。
流通の方法なども様変わりし、これまででは考えられないようなお金の稼ぎ方も増えてきましたね。ではそんなネット主導社会で、新たに生まれた収入を得る方法をご紹介したいと思います。
アフェリエイター
アフェリエイトという言葉を聞いたことのある方は多いと思います。これは自分のブログで「使ってよかった!」と紹介した商品を、そのブログを見た誰かが気に入って購入した場合、ブログ主に数%の収入が入るというものです。
物理的にお店を開いている場合、1日に訪れるお客さんの人数は限られてきますが、ネットを窓口にしている場合、やり方次第では驚くほどの訪問者数が見込めたりするので、数%という微々たる数字でも利益を上げることが出来るのです。
YouTuber(ユーチューバー)
動画投稿サイト「YouTube」に動画を投稿して、その再生回数によって広告収入を得るというのがYouTuber(ユーチューバー)です。
本人が動画に出演して、商品を紹介したり、「〇〇をやってみた」などの企画を体当たりでやってみたりするものもあれば、景色や電車や動物の動画をアップしたりという場合もあります。
前述したような公営ギャンブルの予想家が、次のレースの予想を分析して投稿しているというものもあります。
ネットを使ったビジネスは誰でも始められる
これらネットを使用して収入を得ようとするものは、特別な知識などは必要なく、やり方次第で誰でもお金持ちになれる門戸が開かれています。いくつからでも、また男女問わず始められるというのも魅力ですね。
「業種」よりは「稼ぎ方」?
今回は「お金持ちに多い職業」実際のところはどうなのか、ということを検証して見ました。時代の流れによって、廃れていく仕事もあれば、逆に新たに生み出されていく職業もあります。
そしてそんな中で、今まででは考えられなかったような稼ぎ方というのも出現しています。自分のスタイルに固執して、やり方を貫き通すのも一つの人生ですが、お金持ちというのはいつでも考え方がフレキシブル。
新しいものは取り入れて、時の流れに逆らわずに資産を増やしていくのが富裕層の考え方です。
同じ職業であっても、やり方は様々。もしあなたがお金持ちの仲間になりたかったら、職歴も学歴も性別も年齢も関係ないところで、自分なりの「稼ぎ方」を編み出してみてはいかがでしょうか。