世界で一番有名で人気のあるポーカーゲーム、それがテキサスホールデム。海外でポーカーと言えば、このテキサスホールデムのことを指します。
このゲームは、自分の手札は2枚で、テーブルにコミュニティカードと呼ばれる5枚のカードが置かれ、参加するプレイヤーはみんな手札とコミュニティカードを組み合わせてハンド(役)を作るというルールになっています。
単純なようですが、お互いに深い駆け引きをしながらチップを賭けていかなければなりません。とても頭を使わなければならない分、底抜けに面白いことは請け合いです。
今回はこのテキサスホールデムの面白さはもちろん、細かい確率の部分をご紹介していきたいと思います。
↓当サイトで厳選したおすすめオンラインカジノ3選↓
ベラジョンカジノ![]() ![]() | ミスティーノ![]() ![]() | Interカジノ![]() ![]() | |
特徴 | ・体験版あり ・24時間いつでも遊べる ・日本語対応バッチリ ・政府発行ライセンス取得済みだから安心して遊べる | ・入出金の手数料無料 ・365日チャットとメールで日本語サポート | ・還元率約97% ・カード入金対応 |
限定キャンペーン | ・初回入金時500ドル ・アカウント登録で30ドル ・図解入りマニュアルプレゼント | ・登録で10ドル ・3日連続フリースピン ・7日連続デイリースピンボーナス | ・ウェルカムボーナス500ドル ・アカウント登録で30ドル ・図解入りマニュアルプレゼント |
公式URL | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
テキサスホールデムポーカーの確率
ギャンブルでは「確率」「統計」は「勝率」につながるとても重要な意味を持っています。これを知らずにゲームをするなんて、カジノでは考えられないことです。
ではさっそく、テキサスホールデムの確率について説明していきましょう。
スターティングハンドの確率
スターティングハンドは、最初にディーラーによって配られる各2枚の手持ちのカードの中身によって、どのようなアクションを取れば勝てる、という定石のようなものです。
各プレイヤーへ2枚ずつのカードを配り終えた状態のことをプリ・フロップと言い、このとき取るべきアクション(行動)がスターティングハンドです。
プロもスターティングハンドを利用している
初心者の方でもこのスターティングハンドの通りにアクションをすると決めておけば、基本的なプレイは大丈夫です。プロのギャンブラーの中にも、この基本を忠実に守ってプレイする方がいるそうです。
テキサスホールデムで勝つためには、なくてはならない指示書とも言えます。スターティングハンドの確率は以下のようになりますので確認しておいてくださいね。
スターティングハンド | 例 | 確率(%) | オッズ |
---|---|---|---|
特定のポケットペア | AA、KK、JJ | 0.453 | 219.75:1 |
ポケットペア | 1.36 | 72.53:1 | |
ポケットペア | JJ | 1.81 | 54.25:1 |
ポケットペア | TT | 2.24 | 43.24:1 |
任意のポケットペア | KK、JJ、QQ | 5.88 | 16:1 |
特定のペアでないハンド | AKo、AKs、JKo | 1.21 | 82.64:1 |
2枚の特定のスーテッドカード | Aks、AQs、JKs | 0.302 | 330.12:1 |
スーテッドカード | AKs、JKs、QKs | 23.53 | 3.25:1 |
スーテッドコネクター | 67s、78s、89s | 3.92 | 24.5:1 |
スーテッドカードT以上 | JKs、QKs、AKs | 3.02 | 32.11:1 |
コネクテッドカード | 45s、56s、78o | 15.7 | 5.37:1 |
コネクテッドカードT以上 | TJs、JQs、QKo | 4.83 | 19.7:1 |
任意の2枚のQ+ | AQ、KQ | 4.98 | 19.08:1 |
任意の2枚のJ+ | AQ、AJ、KJ | 9.05 | 10.04:1 |
任意の2枚のT+ | AT、AQ、KT | 14.3 | 5.99:1 |
アクション用語を知ろう
スターティングハンドに書かれているアクションを表す言葉について説明しましょう。
・レイズ→前に他の人が賭けた以上のチップを賭けること
・コール→前に賭けられたのと同額のチップを賭けること
・フォールド→勝負をしないで降りること
そしてスターティングハンドは、2枚の手持ちのカードの中身によってこの組み合わせなら「レイズ」、これなら「コール」、これなら「フォールド」というアクションを取るように、と指示してあるのです。
勝つためにスターティングハンドは特に重要な意味を持つことになるでしょう。
フロップ時のオーバーカード非出現確率
各プレイヤーに2枚ずつのカードが配られた後、コミュニティカードが3枚、テーブルの真ん中に上向きに開いた状態で置かれます。この状態のことをフロップと言います。
オーバーカードとは?
オーバーカードとは、テーブルに開かれたコミュニティカードの中で一番強いカードより、もっと強いカードのことです。
例えばコミュニティーカードが2と8と10で、あなたの手持ちカードがA(エース)とQ(12)だったら、あなたはオーバーカードを2枚持っているので「ツーオーバー」です。
もし、あなたの手持ちカードがA(エース)と7なら、「ワンオーバー」となります。
フロップ時のオーバーカード非出現確率とは
初めにあなたに配られた最初の2枚が同じ数だった場合(これをポケットペアと言います)に、フロップでオーバーカードがない確率のことです。この確率は以下のようになります。
スターティング ハンド | フロップでオーバー カードがない確率 | ターンでオーバー カードがない確率 | ||
---|---|---|---|---|
確率(%) | オッズ | 確率(%) | オッズ | |
KK | 77.45 | 0.29:1 | 70.86 | 0.41:1 |
58.57 | 0.71:1 | 48.6 | 1.06:1 | |
JJ | 43.04 | 1.32:1 | 32.05 | 2.12:1 |
TT | 30.53 | 2.28:1 | 20.14 | 3.97:1 |
99 | 20.71 | 3.83:1 | 11.9 | 7.40:1 |
88 | 13.27 | 6.54:1 | 6.49 | 14.40:1 |
77 | 7.86 | 11.73:1 | 3.18 | 30.44:1 |
66 | 4.16 | 23.04:1 | 1.33 | 74.18:1 |
55 | 1.86 | 52.76:1 | 0.43 | 231.56:1 |
44 | 0.61 | 162.93:1 | 0.09 | 1110.12:1 |
33 | 0.1 | 999.00:1 | 0.01 | 15352.33:1 |
特定ハンドの完成確率フロップ
フロップは、プリ・フロップの次にチップを賭ける第2ラウンドということになりますが、手持ちの2枚とコミュニティカード3枚の合わせて5枚で、一番強いハンドを作って勝負をします。
実際にこの5枚のカードだけでハンドが完成する確率は、以下のようになります。
ハンド | 可能性数 | 確率(%) | オッズ |
---|---|---|---|
ロイヤルフラッシュ | 4 | 0.0001539077 | 649737:1 |
ストレートフラッシュ | 36 | 0.0013851695 | 72193.5:1 |
フォーカード | 624 | 0.0240096038 | 4163.99:1 |
フルハウス | 3744 | 0.144057623 | 693.17:1 |
フラッシュ | 5108 | 0.1965401545 | 507.8:1 |
ストレート | 10200 | 0.3924646782 | 253.8:1 |
スリーカード | 54912 | 2.1128451381 | 46.3:1 |
ツーペア | 123552 | 4.7539015606 | 20:1 |
ワンペア | 1098240 | 42.2569027611 | 1.366:1 |
ハイカード | 1202540 | 50.1177394035 | 0.995:1 |
特定ハンドの完成確率フロップ(リバー)
フロップのあと、初めに並べられた3枚に続き4枚目のコミュニティカードが開かれます。手持ちの2枚と合わせて6枚になりました。この状態をターンと言います。
さらに5枚目のコミュニティーカードがひらかれ、7枚全部が分かった時点で第4ラウンドとなるのですが、この状態をリバーと言います。
ポーカーのプリ・フロップ時におけるハンドの勝率は?
全部で7枚になり、その中から5枚を使ってハンドを作れば良いのですから、ワンペアなら比較的作りやすいと言えます。一方、ストレートなど、5枚を使わないと完成しないハンドの場合は、かなり難しいことはわかりますね。
では、この7枚でハンドが完成する確率を、次の表でご覧ください。
ハンド | 可能性数 | 確率(%) | オッズ |
---|---|---|---|
ロイヤルフラッシュ | 4324 | 0.003232062 | 30939:1 |
ストレートフラッシュ | 37260 | 0.027850748 | 3589.57:1 |
フォーカード | 224848 | 0.168067227 | 594:1 |
フルハウス | 3473184 | 2.596102271 | 37.52:1 |
フラッシュ | 4047644 | 3.025494123 | 32.05:1 |
ストレート | 6180020 | 4.619382087 | 20.65:1 |
スリーカード | 6461620 | 4.829869755 | 19.7:1 |
ツーペア | 31433400 | 23.49553641 | 3.26:1 |
ワンペア | 58627800 | 43.82254574 | 1.28:1 |
ハイカード | 23294460 | 17.41191958 | 4.74:1 |
ハンドが良くなる確率フロップ・ターン・リバー
では、フロップ、ターン、リバーと進むとき、それぞれのハンドが前のラウンドより良くなっていく確率を見ていきましょう。
フロップでハンドが良くなる確率
ゲームの第2ラウンド・フロップで、スターティングハンドがもっと強いハンドに変わる確率は以下の表の通りです。
スターティングハンド | フロップで良くなるハンド | 確率(%) | オッズ |
---|---|---|---|
ポケットペア | スリーカード以上 | 12.7 | 6.9:1 |
ポケットペア | スリーカード | 11.8 | 7.5:1 |
ポケットペア | フルハウス | 0.73 | 136:1 |
ポケットペア | フォーカード | 0.24 | 415.67:1 |
2枚のペアでないカード | ワンペア | 32.4 | 2.1:1 |
2枚のペアでないカード | ツーペア | 2 | 48.5:1 |
スーテッドカード | フラッシュ | 0.842 | 118:1 |
スーテッドカード | フラッシュドロー | 10.9 | 8.17:1 |
スーテッドカード | バックドアフラッシュドロー | 41.6 | 1.4:1 |
コネクター(45o-JTo) | OESD | 9.6 | 9.42:1 |
コネクター(45s-JTs) | ストレートドロー/フラッシュドロー | 19.1 | 4.21:1 |
コネクター(45o-JTo) | ストレート | 1.31 | 75:1 |
ターンでハンドが良くなる確率
では次に、第3ラウンド・ターンでスターティングハンドが強くなる確率はどうでしょうか。以下の表をご覧ください。
ハンド | ターンで良くなるハンド | 確率(%) | オッズ |
---|---|---|---|
フラッシュドロー | フラッシュ | 19.1 | 4.24:1 |
OESD | ストレート | 17 | 4.9:1 |
ガッツショットストレートドロー | ストレート | 8.5 | 10.76:1 |
スリーカード | フォーカード | 2.1 | 46.61:1 |
ツーペア | フルハウス | 8.5 | 10.76:1 |
ワンペア | スリーカード | 4.3 | 22.26:1 |
2枚のペアでないカード | ワンペア(ホールドカードと) | 12.8 | 6.8:1 |
リバーでハンドが良くなる確率
いよいよ第4ラウンドとなるリバーで、スターティングハンドが強くなる確率も見てみましょう。以下の表のようになります。
ハンド | リバーで良くなるハンド | 確率(%) | オッズ |
---|---|---|---|
フラッシュドロー | フラッシュ | 19.6 | 4.1:1 |
OESD | ストレート | 17.4 | 4.74:1 |
ガッツショットストレートドロー | ストレート | 8.7 | 10.5:1 |
スリーカード | フォーカード | 2.2 | 45.46:1 |
ツーペア | フルハウス | 8.7 | 10.5:1 |
ワンペア | スリーカード | 4.3 | 22.26:1 |
2枚のペアでないカード | ワンペア(ホールドカードと) | 13 | 6.7:1 |
フロップでの特定ボード出現確率
今度は、手持ちの2枚と最初に開かれるコミュニティカード3枚の合わせて5枚だけで、ハンドができる確率を見てみましょう。
スターティングハンドですでにどんなハンドができているかによって、確率はまったく違ってきます。よく見ておいてくださいね。
フロップのカード | 確率(%) | オッズ |
---|---|---|
スリーカード | 0.24 | 415.67:1 |
ワンペア | 16.9 | 4.91:1 |
3枚のスーテッドカード | 5.17 | 18.34:1 |
2枚のスーテッドカード | 55 | 0.82:1 |
レインボー | 39.8 | 1.5:1 |
3枚のコネクテッドストレートカード | 3.45 | 27.99:1 |
2枚のコネクテッドストレートカード | 40 | 1.5:1 |
コネクテッドカードなし | 55.6 | 0.799:1 |
オッズとアウツとは
ここまで見てきた賭け率、つまり競馬などでいうところの「予想配当率」をオッズと言います。確率は、実際にやってみる回数が多ければ多いほど正しい数値に近付くことは知っているでしょう。
たとえばコインを投げたときの表を当たりとしたら、2回投げて2回とも表だった人は確率100%、5回投げて1回しか表が出なかった人は確率20%でしょうか。
この2つを比べて「どちらが得か?」と言う人がいたとしたら?答えは、起きている事象にかかわらず常に50%ですと答えますよね。たまたま2回やってみただけの結果は確率とは言いません。
オッズとは?
オッズとは、勝率のことです。「ポットオッズ」とも言い、勝ったとき得られる賞金の額と、それを得るために必要な金額の比率を計算したものです。何対何という形か、何倍で表します。
オッズに合うとは?
オッズは、「オッズに合う」「合わない」という使い方をします。勝率と、それに対する見返りを考えたとき、割に合うことや長い目で見れば儲かる勝負のことをオッズに合うと表現するのです。
逆に長い目で見てマイナスになるものはオッズに合わないということになります。
アウツとは?
アウツというのは、勝つために必要なカードの枚数のことです。アウツを引けばあなたは勝てます。ですからアウツの枚数を知り、引ける確率を知ることは、勝負の行方を決めるも同然ということになります。
アウツから勝率を知る方法
まず、アウツが何枚か知りましょう。フロップだったらあなたの手持ちが2枚、コミュニティカードは3枚です。
カード全体の52枚の中にアウツ、つまり欲しいカードがあるわけですが、見えている5枚を引けばアウツが何枚残っているかがわかります。
すると、アウツはターンでは2倍、リバーまでにでは4倍残っていると考えます。ここで、他のプレイヤーの手持ちカードのことは考えなくて大丈夫です。
テキサスホールデムのコツ
ではいよいよテキサスホールデムのコツを身に着けて、実際にゲームをやってみましょう。お金がかかるからには、必ず勝たなければなりません。
もちろんギャンブルに絶対はありませんが、常に勝てる確率を理解しながらやるのとやみくもにやるのとでは結果は全然違ったものになるでしょう。
- ポットオッズを考えよう
- アウツが手に入る確率を考えよう
- 勝てないときは降りるのが勝ち
ポットオッズを考えよう
まず、ポットオッズを考えます。買った時の利益(ポット)と、コール(投資)した金額は合っているかを考える数値ですね。
たとえば、フロップの場でポットは20ドルだとしましょう。相手が5ドルペットしたのであなたも5ドルとコールするのは妥当でしょうか?アウツは4枚です。
ポットオッズとアウツの確率を使ってみましょう。5ドルをコールすると、利益の25ドルを得るための投資は5ドルですから、ポットオッズは25:5=5:1または1÷6=0.1666、16.64%です。
アウツが手に入る確率を考えよう
一方で、手札がAと2で、フロップのコミュニティカードは3と4とKだとしましょう。アウツは4枚です。5があればストレートになりますね。カード全体の中に、5は4枚しかありません。(他の人のカードは考えません)
アウツのカードが出て、自分のハンドが強く出来上がる確率は8.51%です。となると、勝てる見込みが8.51%でポットオッズが16.64%では割に合わないことがわかりますね。
勝てないときは降りるのが勝ち
計算してみる前は、5ドルの投資で25ドルの利益が得られるならいいんじゃないかな、と思うかも知れません。けれどもそれは、勝ったらという話です。
ポットオッズとの比較で、勝てそうもないものに投資しないで済みました。テキサスホールデムは、どれだけの回数勝つか、ではなく「1回でどれだけ儲けることができるか」という期待値が大切です!
確率の計算を覚えてテキサスホールデムを勝ちに行こう!
たくさんの表や計算があって、少し嫌になってしまった方もいるかもしれません。しかし実際にやってみてわかることは、ギャンブルは決してあてずっぽうやイチかバチかではないということです。
カードの種類と枚数が決まっていて、ルールがあって、毎回同じようにゲームを進めるならば、今回見てきたようにきちんとした確率が計算できるカードゲームとなります。
初心者の人たちは自己判断ではなく、確率の表にのっとってやってみれば良いのです。実際に計算機を用いて確率を計算しながら遊んでみると理解が深まるでしょう。
とても魅力的なテキサスホールデムポーカーの世界に、是非足を踏み入れてくださいね。テキサスホールデムポーカーで遊んでみたいという方は、下のボタンをタップして今すぐ挑戦してみましょう!