2018/09/19

カジノ決定的な違いは何か?成功例(シンガポール)と失敗例(韓国)

韓国で唯一内国人が入場できるカジノ、カンウォン(江原)ランド。炭鉱閉山後の地域振興の目玉として導入したカジノだったが、あまりの風紀と治安の乱れに小学校ですら隣町に移転し、当時15万人だった人口は3.8万人にまで減少しました。

「若者世代に顔向けできない」。地元自治体の職員が発した言葉です。「この町は、韓国でも『奇怪な町』ということで有名になってしまった」。そう、風俗店とサラ金・質屋が立ち並ぶ光景。それが韓国でもテレビで放映され、「奇怪な街」というレッテルを貼られてしまったのだといいます。

一方、シンガポールは人情報が厳格に管理され、カジノへの出入りにも周到なチェックが行える等々の「規制取締り国家」だからこそではないか、といえます。顔認証や指紋認証をはじめ、個人情報は国家に広範に把握され、その情報に基づきカジノへの出入りは正確に管理できる。この点、マイナンバーカードですら普及率が一割程度の日本とは大きな違いでしょう。

カジノ(賭博)の最大の懸念の一つに、組織的犯罪集団(暴力団)との結びつきが懸念されます。それが原因で、売春の横行や治安の乱れ、マネーロンダリング等の問題が起こる可能性が高いのですが、シンガポールにその土壌自体が存在しないと国会議員は言い切ります。

自殺率と犯罪率の高さが浮き彫りになった韓国と、規制・監視態勢が万全なシンガポールでは同じIRでも大きく違いが見えています。日本は同じ轍を踏まず、新たな規制を設け進展することができるかどうかで、「成長戦略の目玉」に近づけることができるかどうかがかかっていることでしょう。

(引用元:livedoor news)