マカオ政府は2016年5月からゲーミング(カジノ)テーブルにおける携帯電話の使用を禁止しています。その理由の一番は電話での遠隔操作を懸念してとされていました。
マカオ政府のギャンブル監理部門にあたるDICJのパウロ・マルチンス・チャン(陳達夫)局長は11月13日、マカオ・コタイ地区の大型IR(統合型リゾート)ヴェネチアンマカオで開催された国際ゲーミング見本市「MGSエンターテイメント2018」のサミット会場でマカオのカジノ関連法と監理をテーマにしたパネルディスカッションに登壇した際、カジノテーブルにおける携帯電話の使用禁止措置について、準備を進めているカジノ入場条件等を規制する法律の改正案に盛り込む方針を明らかにしました。
現在、カジノテーブルにおける携帯電話の使用のほか、カジノ施設内における録画、録音についても禁止行為扱いだが、これらについても同様としています。
現段階でも携帯電話の使用はなかなか減っていないようです。特に若者世代には手元に携帯電話がない恐怖にカジノが打ち勝つことができるのか、しかし、法令には順守しないとならない現実が待っています。
新たな試みにマカオでは定着するか、注目が集まりそうです。
(引用元:マカオ新聞)