2018/12/28

出稼ぎ大国フィリピンに中国人労働者が集まり続けるワケ

フィリピンは今、中国人労働者で「あふれて」いるそうです。香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが先ごろ報じたところによれば、さらに悪いことに、フィリピン政府は合法・違法に関わらず、入国した中国人労働者の数を把握しきれなくなっているとのことです。

中国人労働者が大量に流入し始めたきっかけは、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領が米国との緊密な関係を放棄し、中国に擦り寄り始めたことです。フィリピン移民局によると、2016年1月から今年5月までの間に約312万人の中国人が、同国に入国しています。

しかしこの中には多数の中国人労働者が含まれるものの、正確な人数が確認できないというお粗末な結果です。

中国人が増加したマニラでは現在不動産が高騰しているようで、中国人資産家は今、フィリピンに着目しています。その源はカジノ産業にも大いに影響があるらしいのです。

中国政府は、自国民がマカオでギャンブルをすることに対する規制を強化しています。そうしたなか、カジノに行くためにフィリピンを訪れる中国人も増加が続いており、同時に、レストランや娯楽産業など、関連する業界での中国人労働者の採用も増加しています。

カジノ業界やその関連業種でも、賃金は中国国内よりも高いとみられています。

フィリピンが第二のマカオに代わることがあるのだろうか、中国人が増えたとてフィリピン人が出稼ぎに他国へ行かなければならない現状は変わらないようであります。

(引用元:Forbes JAPAN)