ギャンブル攻略法の1つ、ダランベール法。別名ピラミッド法とも呼ばれるこの手法は、世界的に見ますとマーチンゲール法に続くほど人気だと言われています。
しかし日本ではまだそこまで浸透している攻略法ではありませんね。
そこで今回はダランベール法の賭け方や特徴、さらには実際にルーレットで使ってみた検証結果までご紹介していきます。
ダランベール法ってどんな手法?
それでは早速ダランベール法について見ていきましょう。
まずはどのような手法なのか、その生い立ちや賭け方をご紹介していきます。
- 18世紀に生まれたギャンブル攻略法
- ダランベール法の賭け方は?
- ダランベール法が利用できるゲームは?
18世紀に生まれたギャンブル攻略法
ダランベール法は18世紀の数学者によって生み出されたベットシステムだと言われています。
誕生から既に200年ほど経っている形になりますが、それでも未だに人気があるというのはすごいことですね。
200年という長い期間消え去ることなく現代まで残っているということは、それだけで試す価値を感じます。
ダランベール法の賭け方は?
ダランベール法の賭け方自体は非常に簡単です。まずはじめに最初のベット金額と1単位の金額を決めます。
例えばスタート金額を10ドル、1単位を1ドルと仮定しましょう。
そして1ゲーム目は10ドルをベットするのですが、ここで勝った場合はそのまま同額で継続し、負けた場合は「10ドル+1単位(1ドル)=11ドル」を2ゲーム目でベットする形になります。
そして11ドルを賭けた3ゲーム目で勝利することができた場合は「11ドル-1単位(1ドル)=10ドル」、3ゲーム目も負けた場合は「11ドル+1単位(1ドル)=12ドル」となるのです。
下記イメージしやすいようにシミュレーションをまとめてみました。
ゲーム回数 | ベット金額 | 勝敗 | 収支 | 合計収支 |
---|---|---|---|---|
1 | 10ドル | 負け | -10ドル | -10ドル |
2 | 11ドル | 勝ち | +11ドル | +1ドル |
3 | 10ドル | 負け | -10ドル | -9ドル |
4 | 11ドル | 勝ち | +11ドル | +2ドル |
このようにベット金額が動いていきますので、勝負資金に合わせてベット金額と1単位の金額を決めましょう。
ダランベール法が利用できるゲームは?
ダランベール法は勝率50%かつ配当2倍のゲームで利用することが可能です。ですので、
- ブラックジャック
- バカラ
- ルーレット(赤黒賭け、奇数or偶数 等)
等のゲームで利用できます。ですので、テーブルゲームで遊ばれる際はぜひ一度ダランベール法をお試し下さい。
ダランベール法のメリット・デメリットとは?
さて、ここではダランベール法のメリットとデメリットをそれぞれご紹介していきます。
どんな効果が期待できるのか、どんな欠点があるのかをご覧頂けますので、ぜひチェックして下さい。
- ダランベール法のメリットは?
- ダランベール法のデメリットは?
ダランベール法のメリットは?
まずはダランベール法のメリットから詳しく見ていきましょう。
ベット金額の変動が小さいため大損失しづらい
ダランベール法は毎回の変動するベット金額が1単位と固定されているため、勝敗によるベット金額の変動が小さいです。
つまり、短時間で大損失を被ったり、資金がショートしてしまうリスクが小さくなります。
ですので、「資金があまり多くない、、」「リスクを取って利益を狙うよりも安定的にコツコツ勝負したい」という方におすすめできる攻略法です。
勝ち回数が負け回数より少なくても利益が出る場合がある
ダランベール法の特徴として、勝利回数が負け回数より少なくても利益が出せる点が挙げられます。
もちろん10回勝負して8回負けてしまったといった極端な場合は例外ですが、6勝4敗あたりでしたら最終的に収支がプラスになる場合が多いです。
「負けが多くても利益を出しやすい」という点を覚えておくと、精神的にも余裕を持って勝負を楽しめるでしょう。
ダランベール法のデメリットは?
ダランベール法のメリットだけを見ますと非常に魅力的ですが、もちろんデメリットも存在します。
ここではダランベール法のデメリットをしっかり見ていきましょう。
短期間で大きく稼げる手法ではない
ベット額の変動が小さいということは、その分短期間で大きく稼ぐことが難しいということです。
ですので、
- リスクを取ってでも大きな利益を取りたい
- プレイできる時間が数分〜数十分と限られている
等という方にはあまりおすすめできません。ダランベール法は資金を守りつつ堅実に利益を取っていくための攻略法です。
連敗の負けを1回の勝ちで巻き返せない
合計負け分を1回の勝利で取り返せるマーチンゲール法やココモ法等と異なり、ダランベール法は何度かの勝利が必要になります。
ゲーム序盤で連敗が重なると、収支がプラスになるまで時間が掛かってしまう可能性があるのです。
ですので、ダランベール法を利用する際は時間にも余裕を持っておくことが重要になります。
ダランベール法をルーレットで検証!
ここまででダランベール法の賭け方や特徴をご理解頂けたでしょう。
そこでこの項目では、筆者が実際にダランベール法を使ってルーレットをプレイした検証結果をご紹介していきます。
- ダランベール法検証|1ゲーム目
- ダランベール法検証|2ゲーム目
- ダランベール法検証|3ゲーム目
- ダランベール法検証|4ゲーム目
- ダランベール法検証|5ゲーム目
ダランベール法検証|1ゲーム目
今回は赤黒賭けの赤にベットしていきます。スタートのベット金額は5ドルで、1単位も5ドルとしました。
まず1ゲーム目、赤に5ドルをベットします。ここで勝てばそのまま次も5ドルベット、負けたら1単位の5ドルを追加した10ドルをベットする形です。
ボールを回した結果、黒に落ちましたので初戦は負けとなりました。ですので、2ゲーム目は10ドルを赤にベットしていきます。
ダランベール法検証|2ゲーム目
赤に10ドルをセットした2ゲーム目、ボールは見事赤に落ちてくれましたので勝利です。
10ドルの利益となりますので、ここまでの合計収支は+5ドルとなりました。1単位の金額を今回のように高めに設定しますとその分リスクも高まりますが、利益も望める印象です。
さて、次のベットは勝利しましたので1単位の5ドルを引いた5ドルを賭けていきます。
ダランベール法検証|3ゲーム目
5ドルを赤にセットした3ゲーム目、ボールは赤に落ちましたので勝利となりました。+5ドルの利益となり、ここまでの合計収支は+10ドルです。
勝利した場合はベット金額を1単位下げますが、現在既にスタート金額の5ドルですので次も5ドルをベットしていきます。
ここで利確するもよし、さらなる利益を狙うもよしです。
ダランベール法検証|4ゲーム目
5ドルを赤にセットした4ゲーム目、ボールが黒に落ちましたので負けとなりました。-5ドルの損失ですね。
ここまでの合計収支は+5ドルとなり、まだまだプラスです。負けた場合は1単位分上乗せした金額をベットしますので、次は10ドルをベットします。
ダランベール法検証|5ゲーム目
10ドルを赤にセットした5ゲーム目、ボールは赤に落ちましたので勝利となりました。+10ドルの利益となります。
ここまでの収支を計算しますと、5ゲーム勝負して15ドルの利益となりました。結果の内訳は3勝2敗です。
ゲーム数 | ベット金額 | 勝敗 | 収支 | 合計収支 |
---|---|---|---|---|
1 | 5ドル | 負け | -5ドル | -5ドル |
2 | 10ドル | 勝ち | +10ドル | +5ドル |
3 | 5ドル | 勝ち | +5ドル | +10ドル |
4 | 5ドル | 負け | -5ドル | +5ドル |
5 | 10ドル | 勝ち | +10ドル | +15ドル |
まとめるとこのようになりますね。実際に使ってみた感想として、
- スタート金額と1単位の金額次第では短期で大きな利益も狙える
- 勝負していて大負けしづらいという安心感がある
の2点が挙げられます。
ダランベール法は初心者にもおすすめ!
今回はダランベール法の賭け方や特徴、メリット&デメリットをご紹介し、さらに実際にルーレットで検証してみた結果をお伝えしてきました。
ルーレット攻略法は数多く存在しますが、その中でもダランベール法は安定感があり初心者にもおすすめできる印象です。
これからルーレットで勝負したい方、もしくは既に勝負されている方はぜひご参考下さい。