ドローポーカーの確率を徹底解説!各手役の計算方法と勝つためのコツ

ポーカーの醍醐味といえば、ロイヤルストレートフラッシュなどのレアな役が完成したとき。特に「一攫千金」を狙えるような高オッズのハンドは、誰もが一度は夢見る瞬間です。
ドローポーカーは、手札の強さをもとにプレイヤー同士で勝負する、シンプルながら奥深いカードゲームです。オンラインカジノでプレイできるビデオポーカーも人気となり、スキルと運を組み合わせたゲーム性が好きな人が増えています。
しかし、そういった役が実際に成立する確率やどのようなカードの組み合わせで狙えるのかを把握している人は意外と少ないのではないでしょうか?
この記事では、ポーカーにおける各役の確率や計算方法をわかりやすく解説し、勝つためのコツを紹介していきます。
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カジノラボ編集長・ギャンブル業界ライター(経験5年)
ラボ子
よみがな
カジノラボ編集長のラボ子です。これまで5年以上にわたり、国内外のオンラインカジノの動向をリサーチし、正確な情報を発信してきました。安全なプレイ環境を確保しつつ、賢く遊ぶためのボーナス活用法やゲーム戦略をお届けします!
ポーカーの各手役の確率は?

役がどの程度の確率で成立するのかを知っておくことは、プレイの戦略を立てるうえでとても大切です。たとえば、フラッシュやストレートを狙う際には、残りのカード枚数などを考慮した上での計算が勝率を左右します。
また、ツーペアやフルハウスといった中間ランクの役も、成立確率を把握しておくことでドロー時の判断力が大きく変わってくるでしょう。
「どの手を残すべきか」という判断材料として、ぜひ参考にしてください。
ロイヤルストレートフラッシュが揃う確率

では、各ハンドができる確率をそれぞれ紹介しましょう。まずはロイヤルストレートフラッシュです。ロイヤルストレートフラッシュの組み合わせは、全部で4つしかありません。
スート毎に1つずつ。つまり、4/2,598,960なので1/649,740の確率ということになります。ただし、これは1度もチェンジをせずに、最初の5枚でロイヤルストレートフラッシュができる確率です。
実際のポーカーゲームでは1回だけカードチェンジができるので、随分と確率は上がるでしょう。たとえば、同じスートの10、J、Q、Kの4枚が最初に配られたとします。残りの1枚はまったく関係のないカードです。
あと1枚でロイヤルストレートフラッシュが完成するのなら当然狙いにいくでしょう。まったく関係のないカードをチェンジして、同じスートのAがくればロイヤルストレートフラッシュが完成します。ちなみに、この条件でロイヤルストレートフラッシュが完成する確率は、1/47。かなり現実的な数値です。
ストレートフラッシュが揃う確率

ポーカーにおいてロイヤルストレートフラッシュの次に強いとされるハンドがストレートフラッシュ。ストレートフラッシュが最初の5枚でできあがっている確率は1/72,193で、ロイヤルストレートフラッシュと比較
すると9倍も作りやすいハンドです。もちろんストレートフラッシュも、最初の5枚で作る必然性はありません。1度のチェンジを経て、最終的に作れれば良いのです。
4カード(フォー・オブ・ア・カインド)が揃う確率

続いてフォーカードです。ロイヤルストレートフラッシュやストレートフラッシュと違い、ここからはかなり現実的なハンドでしょう。
「ポーカーゲームをやりこんでいる人の中にフォーカードを未経験の人はいない」と言えるくらいです。最初の5枚でフォーカードができている確率は1/4,165。
実際にフォーカードができる時は、スリーカードから2枚チェンジをしてフォーカードになることがほとんどでしょう。もともとスリーカードができている手から2枚のカードをチェンジしてフォーカードになる確率は、1−(46/47×45/46)の式で出すことが可能。
約1/23.5でスリーカードはフォーカードへとランクアップします。
フルハウスが揃う確率

フルハウスはスリーカードとワンペアから成り立つ見た目も豪華なハンドです。フォーカードよりも成立する確率は高く1/694で成立します。
もちろんフルハウスも、チェンジをした後に成立する方が多いでしょう。スリーカードの手から2枚チェンジをしてフルハウスになるケース、またはツーペアの手から1枚チェンジをしてフルハウスになるケース。この2つがメインです。
スリーカードから2枚のカードをチェンジしてフルハウスになる確率は、1/16.4。フォーカードよりも高い確率でフルハウスは作れます。また、ツーペアから1枚チェンジをしてフルハウスが作れる確率は1/11.8です。
この数値だけ見てしまうと、最初の5枚はスリーカードよりもツーペアの方が良い気がしてしまう人もいるかもしれません。しかし、スリーカードはフォーカード になる可能性も秘めているため、やはりツーペアよりもスリーカードの方が格上ということになります。ポーカーのセオリーの1つとして覚えておいてください。
フラッシュが揃う確率

ポーカーで最初からフラッシュができている確率は1/509。よく見るハンドの割には、随分と低い確率に思われるかもしれません。
しかし、フラッシュは「狙って作るハンド」なので、やはりチェンジを通じて出来上がることが圧倒的に多いです。たとえば、最初の5枚のうちの4枚が同じスートだったら、ほとんどの人がフラッシュを狙うでしょう。
同じスート3枚でもフラッシュを狙うかもしれません。そのくらい狙う機会が多いハンドです。しかし、元々同じスートを3枚持っているのと4枚持っているのとでは、フラッシュが成立する確率がかなり異なります。
同じスート4枚からフラッシュが成立する確率は1/5.2。一方、同スート3枚からフラッシュが成立する確率は1/30まで落ちます。
ストレートが揃う確率

最初の5枚でストレートができる確率は1/255です。ストレートとフラッシュの難易度を、体感で同じくらいに考えていた人も多いかもしれませんね。
しかし、実際にはストレートはフラッシュの倍以上作りやすい役と言えます。ポーカーを嗜む人ならば、一度は「ストレートにするべきか、フラッシュにするべきか」と悩んだ経験があるでしょう。
「どちらの手にもあと1枚足りない」という場合ですが、実はこの場合はフラッシュ狙いの方が良いのです。何故なら、あと1枚でストレートが完成するというケース(5、6、7、8など)から、ストレートが完成する確率は1/5.9。
若干ですが、フラッシュ狙いの方がハンドの成り立つ確率は上だからです。
スリーカード(スリー・オブ・ア・カインド)が揃う確率

続いてはスリーカードが揃う確率です。この辺までくるとかなり高い頻度で見かけるしょう。最初に5枚配られた時点でスリーカードができている確率は1/47です。
ここからフルハウスやフォーカードを狙うのがポーカーの醍醐味の1つではないでしょうか。
1/47ならば頻繁にチャンスはやってきます。
そして、スリーカードからフルハウスもしくはフォーカードに昇格する確率は1/10以上。十分に現実的な数字と言えるでしょう。
ツーペアが揃う確率

ツーペアが最初の5枚ですでに出来上がっている確率は1/21です。スリーカードの倍以上の確率で、作れるハンドということになります。
ポーカーでツーペアが最初からできている時は、フルハウスを狙う機会がほとんどでしょう。
ワンペアが揃う確率

ポーカーで最初にカードを配られた際にワンペアの時、多くの人があまり嬉しくないかもしれません。しかし、最初からワンペアができている確率は1/2.4。
実は、毎回のようにお目にかかれるわけでもないのです。ペアになっていない残りの3枚をチェンジして、ツーペア以上のハンドを狙うのが基本ですね。
なお、ペアのことをポケットと呼ぶこともあるので覚えておくと良いでしょう。
ハイカード(ノーペア)が揃う確率

最初の5枚がノーペア(ブタ)の確率は1/1.99。5枚のカードを配られた段階では約半分はノーペアですが、ノーペアといっても中身は様々です。
まったくのバラバラなこともあれば、あと1枚変わればストレートやフラッシュになることもあります。どのカードをチェンジするかの判断……ポーカーではノーペアの時こそ腕の見せどころかもしれません。
ポーカー・ハンドの確率一覧

それぞれのハンドが最初の5枚で成立する確率は以下のとおりです。
ハンド役名 | 役が成立する確率 |
---|---|
ロイヤルストレートフラッシュ | 1/649,740 |
ストレートフラッシュ | 1/72,193 |
4カード(フォー・オブ・ア・カインド) | 1/4,165 |
フルハウス | 1/694 |
フラッシュ | 1/509 |
ストレート | 1/255 |
スリーカード(スリー・オブ・ア・カインド) | 1/47 |
ツーペア | 1/21 |
ワンペア | 1/2.4 |
ハイカード(ノーペア) | 1/1.99 |
配られる手札5枚は何通りあるのか

ポーカーでは、まず52枚のトランプから5枚のカードが手元に配られますが、カードの組み合わせは全部で259万8960通りあります。
たった52枚のカードですが組み合わせ数は非常に多いのです。計算式は(52×51×50×49×48)÷(5×4×3×2×1)。数式の(52×51×50×49×48)の部分は、最初に52枚のカードから1枚選び、次に残りの51枚から1枚を選び……という単純な考え方ですね。
ただし、それだけでは大量に同じ組み合わせが生まれてしまいます。その理由はカードを選ぶ順番が違うだけで、同じカードの組み合わせを選択している場合もあるから。
正確な組み合わせ数は(52×51×50×49×48)を(5×4×3×2×1)で割ることで求められます。結果的に52枚のカードから選択した5枚のカードの組み合わせは、2,598,960になるのです。
長い目で見ればポーカーは勝てるようになる

ポーカーでは、フラッシュドローや2オーバーオープンエンドなどで勝率33%以上を出せれば、プレイスタイルが合っているか判断できると言われています。
勝率33%以上を弾き出すには約900回の勝負を行えばいいのですが、オンラインならともかくライブポーカーで「フラッシュドローを900回行う」となると短期間ではとても無理です。
仮に1日100ハンドして、参加率が15回、加えてドローを引きに行ける確率が20%で1日3回あったとしても300日は掛かってしまうので、ヘビープレイヤーでなければ非現実的と言えるでしょう。
ライトプレイヤーに至っては2年~5年ほど掛かるわけですから、1日のうちに運が良いときと運が悪いときがあるのはごく当然のことです。
そのため、オッズ通りにプレイしていても勝てない場合、「長い目で見れば勝てる!」と考えてプレイするようにしましょう。
ドローポーカーの確率に関するよくある質問

ここからは、ドローポーカー確率に関するよくある質問をお答えします。
ドローポーカーの戦略は、確率理論と深いゲーム理解の両方に基づいています。確率を知ることは、手札の価値を評価し、それに基づいて最善の決定を下す際に非常に重要です。
ここでは、ドローポーカーの確率に関する一般的な疑問について説明します。
ストレートフラッシュが出る確率はどれくらい?
ストレートフラッシュの確率は極めて低いです。全ての可能な5カードの組み合わせの中で、ストレートフラッシュはわずか40組み合わせしか存在しないからです。
つまり、ランダムに5枚のカードを引くと、その確率は約649,739対1となります。しかし、これらの数字はドローポーカーの戦略を理解する上で非常に有用です。
フォーカードが出る確率はどれくらい?
一方、フォーカードの確率はそれほど低くはありません。フォーカードが出る確率は4,164対1です。これは、全ての可能な5カードの組み合わせの中で624組み合わせがフォーカードであることを意味します。
ストレートフラッシュよりも出現頻度は高いです。
ドローポーカーのコツは?
一部のプレイヤーは、ドローポーカーの確率を理解しようとする時に挫折することがあります。しかし、最良の戦略はしばしば確率と状況に適応する能力の組み合わせに依存します。
これには、対戦相手の動きを観察し、自身の手札を正しく評価し、状況に最適なアクションを選択する能力が含まれます。
ポーカーの最善手は何?
一般的に、ポーカーでの最善手はロイヤルフラッシュとされています。これは、10からエースまでの同じスートの5枚のカードからなる手です。
しかし、その出現確率は非常に低く、約649,739対1となります。これらの知識は、何が可能であるかを理解し、戦略を立てる上で重要となります。
まとめ:ドロポーカーの確率は手役によって変わる!

ここで述べた数字はあくまで最初の5枚でハンドが既に成立している確率です。カードチェンジを行えばプレイヤーの判断で手を良くすることが可能ですから、実際にはここで紹介した確率以上に大きな役を目の前にする機会もあるでしょう。
テキサスホールデム(テキサスポーカー)のようなフロップポーカーと違い、ドローポーカーではどのカードをチェンジするかも重要です。
プレイしていくうちに自分ありのセオリーが見つかると思いますが、迷った時にはここで紹介した確率も参考にしてください。
長くプレイするのであれば、やはり確率は無視できないものです。早速腕試しをしたくなったという方は、下記ボタンをタップしてポーカーをお楽しみください!