2018/10/14

「ギャンブル依存症問題を考える会」患者、家族への支援を開始

ギャンブル依存症=賭け事に対する衝動が抑えられず、やめたくてもやめられなくなる精神障害。厚生労働省が2017年度に行った調査によると、ギャンブル依存症経験が疑われる人は成人の3.6%の約320万人と推計されています。

公益社団法人「ギャンブル依存症問題を考える会」(東京)が9月から岡山県内でギャンブル依存症患者の家族への支援を始めました。月1回、セミナーや相談会を開くとともに、同じ悩みを抱えた人たちを結び付け、家族会の設立を目指すとのことです。

考える会が岡山市内で開いた初の相談会には5家族が訪れ、悩みを打ち明けました。現在は関西在住のメンバーを中心に運営していますが、将来は県内の相談者たちで家族会をつくって続けてもらいたい考えのようです。

7月にカジノ解禁を含む統合型リゾート施設(IR)整備法が成立し、ギャンブル依存症への対策が求められています。田中代表によると、依存症の認識がない患者や家族がいるほか、どこに相談すればよいか分からない人も多いということです。

身近に依存症の人がいても世間体を気にしてどうすればよいのか分からないケースが多く、状況を悪化させないためにも家族支援を強化していくとの方針です。

ギャンブル依存症は精神障害の一種であり、立派な病気です。これを未然に防ぎ、また、発症してしまったら家族単位で克服できるよう社会、地域、身近な人たちでしっかりと対応をすることがとても大切だと思われます。

(引用元:山陽新聞)