2018/11/06

マカオカジノを支える中国人富裕層が日本の国際競争力を高める?

マカオは東京の世田谷区ほどの面積しかなく人口も62万人ほどしかいません。現在、カジノの年間売り上げは、マカオ政府の統計によると3兆~4兆円。その売り上げの50%以上を占めるのが、富裕層向けのVIPルームだと言われています。

そのVIPルームを支えているのが中国人富裕層です。VIPルームのメンバーになるには、まず最低でも10万香港ドル(約140万円)のデポジット(保証金)を預ける必要があります。ただ、その金額はあくまで最低ライン。VIPルームでは、一番少額のチップでも1枚1万香港ドル(約14万円)するので、1度の滞在で1億円近く遊んでいく人が大半です。

マカオの場合は、VIPルームのお客の8割は中国人富裕層です。中国バブルに乗り、1億円以上の資産を持つ人が1億人以上存在すると言われる中国市場では、現在数多くの中国人富裕層が誕生しています。中国ではギャンブルは厳しく規制されているので、ギャンブルをして遊ぶにはマカオが徹鶏早いということです。

日本にカジノができた場合も、マカオ同様、中国人富裕層たちが数多く訪れることが想定されます。まず、日本は距離的に中国と距離が近い。さらに、いまだ中国では日本ブランドへの信頼度が高くマカオや中国を歩いていると、日本製をうたう看板をよく目にします。

カジノ運営はやり方次第で、日本の経済を循環させる砦となりうるということ。それは、マカオやシンガポールの成功事例を見ても明らかです。

世界の事例に学びつつ、外貨獲得に注力する。それが日本のカジノを成功させる、唯一の手段ではないかと考えられます。

(引用元:東洋経済)