麻雀の危険牌と安全牌の見分け方は?スジや裏スジから警戒すべき捨て牌を読む


麻雀の危険牌の見分け方を覚えると、守備力がぐっと上がるよ!
リーチを受けたとき、どの牌が危険で、どれが安全なのかを見極める力は勝敗を分ける重要なスキル。
スジや裏スジ、字牌の扱い方など、相手の捨て牌からテンパイや待ちの可能性を読み取ることで、無駄な放銃を避ける判断ができます。手牌を守るためには、現物や安全牌を意識して捨てることが必要です。
そこでこの記事では、麻雀における危険牌の見分け方や、実践で使える読み方のコツ、安全牌との違いについて詳しく解説していきます。

カジノラボ編集長・ギャンブル業界ライター(経験5年)
ラボ子
よみがな
カジノラボ編集長のラボ子です。これまで5年以上にわたり、国内外のオンラインカジノの動向をリサーチし、正確な情報を発信してきました。安全なプレイ環境を確保しつつ、賢く遊ぶためのボーナス活用法やゲーム戦略をお届けします!
麻雀の危険牌とは?見分け方を理解する前に知っておくべき基礎知識

この項目では危険牌について用語の意味や基本知識を解説していきます。知っておくと麻雀で勝てる確率がグンとアップしますよ!
危険牌ってどんな牌?
危険牌とは、他家(=他のプレイヤー)のアガリ牌である確率が高い牌のことを言います。つまりその牌を切ると役が完成しロンされてしまう可能性が高い牌ということです。
麻雀では他家からロンされることを回避するために危険牌を予想するスキルが非常に重要となります。
他家の手牌は見えないので正確に危険牌を見分けるのは難しいのですが、危険牌の基本を覚えておくだけでも放銃率(=ロンされる率)が減りその分勝てる確率が増えるでしょう。
危険牌の反語、安全牌って?
安全牌とは、危険牌とは逆に他家にロンされない可能性が高い牌のことを言います。安全牌を簡単に見つける方法は次の3つです。
- 相手の河に捨ててある牌と同じ牌
- 他家が切ったばかりの牌
- リーチに通った牌
これにはフリテンのルールが関係しています。テンパイするまでは自分の手牌に安全牌を1枚でも残すと良いでしょう。
こういった簡単に分かる安全牌がない場合、危険牌を見分けることで安全牌である可能性が高い牌も予想することができます。
危険牌は他家の捨て牌から予想する
危険牌を予想するときはまず他家の捨て牌を見ます。河(=牌を捨てる場所)にある牌は他家が不要だった牌なので、逆に河にない牌や河にある牌とつながらない牌は危険牌だと予想できるからです。
捨て牌を見て次の3つをチェックしましょう。
- 捨て牌の偏り
- ソバテンの牌
- スジになっている牌
捨て牌の偏りの傾向ごとに予想できることは次のとおりです。
偏りの傾向 | 予想できること |
---|---|
1・9・字牌 (ヤオチュウ牌)が多い | 役はピンフやタンヤオ狙い アガリ形がリャンメン待ち |
2~8の牌 (チュンチャン牌)が多い | 役はチャンタ系、チートイツ狙い テンパイが早い 国士無双の可能性がある |
萬子・筒子・索子のうち 極端に少ない種類がある | 役はホンイツ、チンイツなど染め手狙い |
ソバテンの牌とは「リーチ宣言牌のソバの牌」のことです。
ソバテンの牌が危険牌になる理由にはスジが関係しています。スジについては次の項目で詳しく解説していきますね!
麻雀の危険牌はこうやって読む!【実践例】

麻雀の危険牌を見分けるときに重要なカギとなるのがスジです。今回は分かりやすくポイントを3つに分けてみました。
では実際に危険牌はどのように読むのか、例を挙げながら解説していきます!
スジを元に危険牌を読む
スジとは、リャンメン待ちのときに待ち牌になる2種類の牌の関係のことです。
スジを元に危険牌や安全牌を読むことを「スジ読み」と言います。
麻雀で効率よく役を作るにはリャンメン待ちが有効とされており、フリテンを回避しながらリャンメン待ちでテンパイする以上、アガリ牌のスジになる牌は切らないと想定した読み方がスジ読みです。
では相手の河が次のようになっていた場合のスジ読みをしてみましょう。
まずリーチ宣言牌が筒子の5なのでソバテンの3・4・6・7は危険牌の可能性があります。
次に萬子の3と9が捨てられていることに注目しましょう。スジ読みをすると3のスジは6、さらに9のスジも6であることから萬子の6は「中スジ」という状態でかなり安全牌である可能性が高いと予想できます。
裏スジを元に危険牌を読む
裏スジとは、捨て牌の隣の牌からなるスジのことを言います。例えば手牌にこのような形があった場合、効率よく面子を作るには萬子の2を捨てるのがセオリーです。
このように不要牌が捨てられてリャンメン待ちが残ったケースを考慮すると、2の隣の牌である3のスジ=3・6が危険牌と予想することができます。
特に、序盤から中盤にかけて捨てられた牌の裏スジは警戒した方が良いとされていますので、捨て牌のタイミングにも注目すると良いでしょう。
跨ぎスジを元に危険牌を読む
跨ぎスジとは、捨て牌を跨いでできるスジのことを言います。
数字ごとの跨ぎスジは次のとおりです。ちなみに1・9牌は端の牌なので跨ぎスジはありません。
数字 | 跨ぎスジ |
---|---|
2 | 1・4 |
3 | 1・4と2・5 |
4 | 2・5と3・6 |
5 | 3・6と4・7 |
6 | 4・7と5・8 |
7 | 5・8と6・9 |
8 | 6・9 |
例えば手牌にこのような形があった場合、他の面子が揃ってくると萬子の6が捨てられるケースが想定できます。
5・8のスジは、捨てられた6の跨ぎスジになっていますね。
さらに、実際は萬子の6が捨てられていることしか見えていませんので、同じ想定をするのであれば5・6・6から6が捨てられた可能性も考慮しなくてはいけません。そうすると4・7の跨ぎスジへの警戒も必要です。
跨ぎスジの予想は中盤から終盤にかけて捨てられた牌に対して有効であるとされています。前の項目でリーチ宣言牌のソバテンは危険と解説しましたが、ソバテンはこの跨ぎスジの考え方と同じです。
まとめ:麻雀の危険牌を読んで有利に勝負しよう!

捨て牌読みをして相手のアガリ牌が予想できるようになるには練習が必要です。いつでも気軽に麻雀ができるネット麻雀を利用して危険牌を読む練習をするのが良いでしょう。
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