カジノは大阪にできる!?いつどこに設置するのか、進捗状況を徹底調査
2019/12/31

カジノは大阪にできる!?いつどこに設置するのか、進捗状況を徹底調査

カジノ法案の設立によって日本にカジノを作る動きが出てきました。これまでギャンブルを違法としていた日本にとって、カジノの出現は多くの日本人に影響を与えるでしょう。

そこで気になるのが、一体日本のどこに、そしていつカジノが設置されるのかですよね。

大半の方が首都である東京と予想していましたが、現在は大阪も有力な候補地とされています。

そこで今回の記事では

  • 大阪のいつどこにカジノが設立されるのか
  • カジノ設立によりどんな影響や効果、問題が生じるのか

について解説していきます。

大阪のいつ、どこにカジノはできる?

開業予定年 候補地
2025年前後 大阪・夢洲

大阪のカジノ候補地として名前が挙がっているのは夢洲(ゆめしま)です。以前は泉佐野も候補地でしたが、現在は夢洲の一本で確定する方向になっています。

スタートは2025年あたりが濃厚と言われていましたが、新型コロナウイルスの影響などで2027年以降になる模様です。まだまだ先のお話ですね。夢洲は大阪市此花区にある人工的に作られた島で、舞洲の南側、大阪市の最も西側となります。

現在はコンテナターミナルがありますが、写真を見ての通り他は巨大な空き地となっているのです。今後ロジスティクスセンターとして大阪のみならず、国際規模の物流を担う中心地になる予定となっています。


大阪の松井知事がカジノがある大型リゾートを作る際、夢洲を推薦したいと話したという経緯があり、夢洲にカジノができるのではないかと言われています。

国際空港があるので旅行で訪れた海外の人が宿泊することが多く、またさまざまな地域活性化のイベントを行っているのです。

関西国際空港の対岸という立地を生かし、りんくうタウンをカジノを含めたリゾート施設にする計画を立てており、誘致のための各種協議会が設立されています。

夢洲まちづくり開発推進チームを設立

2018年7月18日、鹿島建設は夢洲の統合型リゾートの開発を推進・支援するために、建設、土木開発の部門から構成される11人の組織「夢洲まちづくり開発推進チーム」を関西支店に設置しました。

夢洲まちづくり開発推進チームは鹿島建設の持つ技術を活かし、埋め立て未完了のエリアの工事やインフラの整備などに着手していくとのことで、一歩一歩カジノの設立に向けて大阪が動き出していることが窺えます。

今後も大阪でのカジノ設立に向けて協議を重ね、カジノにまつわる様々な問題を解決していってくれることでしょう。

統合型リゾート施設(IR)とは?


統合型リゾート(IR)とは英語で「Integrated Resort」を意味します。カジノ施設だけでなく宿泊施設や映画館・劇場、大型会議場・飲食店・ショッピング施設などが統合された施設です。

2018年4月3日に与党協議で決められたIR施行法案では、日本にカジノができた場合、カジノ施設はIRの3%以内の面積に留めることが決議されました。

IR全体で見た場合、カジノ面積は5%未満という少ない面積ですが、全体の80%の利益がカジノのもの。

施設全体で集客を促し、カジノ部分が収益を上げるというシステムが自ずとできあがります。従って、他の施設は売上を気にする必要がないのですね。

大阪ではMICEも検討


大阪府や大阪市は、夢洲を国際観光拠点とするため「夢洲まちづくり構想案」を作成しています。

それによれば、カジノを含む統合型リゾート(IR)を作るほか、ホテルや商業施設の作成も計画されています。また、MICEを行うための会議場・展示場を行える会場も作る予定です。

MICE(マイス)とは、会議や研修、展示会などを行う際に、旅行を含む大人数が移動する行事のことです。

企業が行うセミナーや国際的な会議、学会などのイベントを指します。ビジネスに関わる内容を含むことが多いため、観光の旅行よりも経済効果が高いと言われています。

カジノ実施に向けて大阪は何をしているか


大阪ではカジノ開業に向けて、さまざまな取り組みを行っています。

  • ギャンブル依存症対策
  • カジノの必要性を解説するセミナー

大きな計画が持ち上がっている大阪ですが、カジノと聞くと「健全ではない」「問題が起こる可能性が高いため歓迎できない」という反対の意見を持つ人も少なくありません。

大きなお金が絡むエンターテイメントなだけに犯罪が起こる可能性も高くなるので、市民が心配するのももっともです。

大阪府ではカジノ設立に向け、市民向けにギャンブル依存症への対策や、なぜ大阪にカジノが必要なのかということを説明するセミナーを各地で開催しています。

地元の理解がないまま強引に施策を推し進めると、あとあと多くの問題が噴出することが予想されます。

まずは受け入れることになる地元の人々が「一緒にやっていこう」という気持ちになってくれることが大切です。

大阪府では、一般の人々のカジノへの理解を深め、多くの人に歓迎してもらえるように働きかけています。

実はラスベガスは大阪に注目していたが…


日本ではまだそれほど頻繁に話題にあがっていない大阪でのカジノ設立計画ですが、実はカジノのメッカであるラスベガスからは注目を集めていました。

しかしラスベガスのカジノ大手、MGMリゾーツ・インターナショナルは新型コロナウイルスの影響で米国の施設を一時閉鎖するなど厳しい経営状況となり交渉は難航しているようです。

カジノは邪魔?観光業者キャパオーバー


カジノ誘致のためさまざまな策を練る大阪ですが、実は「大阪にはカジノはいらない、作るなら他の場所へ」という現実的な声も聞こえています。

というのも、大阪を訪れる観光客が増え続けていて、現地の宿泊施設は現段階ですでにキャパオーバー。これ以上の観光客を受け入れる余裕がないのです。

大阪は京都や奈良といった、外国人観光客に人気がある観光地に近く、日帰りできる距離となります。そのため、大阪をベースとして移動する人が多く、大阪に長期滞在する観光客が増えているのです。

また、大阪の食文化や文化にも興味を持つ観光客が多いということもあり、大阪は外国人旅行者から非常に人気が高い街に変化しています。

大阪を訪れ滞在する観光客の数は年々増え、16年度の観光客はなんと941万人。来日した外国人観光客の約半分は大阪に来ているのです。

泊まる場所がないから他の国に行く

上記の理由により、大阪のホテルや旅館はフル稼働。これ以上の観光客を受け入れる余裕がないというのが実情です。

カジノを作れば当然観光客がさらに増えることが予想されます。

しかし宿泊できる施設がなければ「アジアでカジノをしたいなら、日本ではなくマカオや韓国へ」という観光客や「日本を訪れたいけれど大阪のホテルが予約できなかったから、関西に行くのはやめよう。いや、日本以外の国に行こうか」という観光客も出てくるでしょう。

受け入れる余裕がない場所に新しい観光施設を作るということは、貴重なチャンスを逃す要因にもなってしまいます。

大阪にカジノを作って受け入れられない観光客を逃すよりも、やはり受け入れる余裕がある場所に作ったほうが効果は大きくなるでしょう。

国内では大阪でのカジノ設立が最初か!?


これ以上の観光客を受け入れる余裕がないという現実的な問題を抱えつつも、海外のカジノは大阪に注目していることを明言しており、大阪にカジノができる可能性もまだまだ捨て切れません。

大阪も市民に向けて各種セミナーを開くなど、理解を得るためにさまざまな対策を講じています。

大阪でカジノができるとしたら、夢洲か泉佐野の可能性が高く、どちらであっても不思議ではありません。

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