2018/10/13

4兆円カジノ都市・マカオに集まる中国人富裕層がお金を使う場所を探している

カオは人口約65万人の小さな都市です。広さは、東京の世田谷区の半分くらいの面積しかありません。カジノ自体の数やスケールの大きさでいえば、世界一を誇るのはダントツでラスベガスですが、その総売上の7倍近いのがマカオのカジノです。

マカオにあるカジノ施設が1年間に稼ぎ出す売上金額は、日本円にして、およそ3~4兆円にも上ると言われています。なぜ、こんな小さな都市が世界ナンバー1のカジノ市場になれたのかというと、中国経済の発展が大きな要因と言えるでしょう。

2002年を機にマカオ国内だけで運営していたカジノを、海外のカジノ業者の参入で大きな転機となりました。

時を同じくして、中国本土の経済発展が右肩上がりに。これにより、多くの中国人富裕層が誕生し、彼らがマカオの発展に大きく影響を与えるようになっていきます。日本の総人口と同じくらいの人が資産1億円以上を持っていると言われています。

しかし、中国の税制度は資産家に大変厳しく半分以上は税金で持っていかれていしまうので、それをマカオで使う方が増えた結果、マカオがラスベガスをしのぐカジノ売り上げ世界一になったのです。

中国には富裕層が遊べる場所がほとんどなく、ギャンブルも一切禁止です。娯楽施設がほとんどない中国からマカオに注目が移ったのでしょう。

富裕層は特別扱いされることを魅力としています。日本のカジノにおいても富裕層が求めるものは世界共通のものがあります。

日本のIR事業はこのような世界中の富裕層を日本のきめ細やかなサービスをもってどこまで取り込むことができるのかが、最重要課題ともいえるでしょう。

(引用元:現代ビジネス)