2017/12/16

パチンコメーカー「ユニバーサル」は本業を手放し、カジノ産業に本腰を入れるか?

大手パチンコメーカーのユニバーサルエンターテインメントは今月10日に、中国のファイナンス企業集団光彩グル-プと合弁会社を香港で設立し、カジノ関連事業を展開するとのことで、ユニバーサルが開発・製造したカジノ関連機器に関し、東南アジア各国における独占販売を行うとのことです。

ユニバーサルが以前から、カジノ運営に着手していることは有名な話。フィリピン・マニラでカジノ運営を手掛け、VIP向けのカジノフロアは順調に売上を伸ばしています。またフィリピンで部分開業している統合リゾート「Okada Manila」はグランドオープンに向け着々と準備が進められ、カジノ進出に向け本格的に動き出しているようです

 そんなカジノ運営に注力するユニバーサルといえば、現在パチンコ店において圧倒的な設置台数を誇る人気メーカーだ。それはパチンコホール情報サイト「P-WORLD」を見れば一目瞭然といえます

 同サイトの設置台数ランキングによれば、1位は今年最も成功したといえる人気機種『押忍!番長3』(大都技研)だが、2位は2014年導入のユニバーサル屈指の人気機種『バジリスク~甲賀忍法帖~絆』、3位は2015年導入の『ミリオンゴッド‐神々の凱旋‐』、そして6位には2014年設置の『アナザーゴッドハーデス‐奪われたZEUSver.‐』と同社販売機種が3つもランクインしています。

 設置後から2年以上が経過してもなおランクインしている要因は、ユーザーからの人気の高さ、それに伴ったホールからの需要の高さといえますが…。

 上記人気機種を販売して以降、悲惨な状況が続いていることは言うまでもないでしょう。

「未だに各ホールで圧倒的な導入率を誇るユニバーサル機種ですが、人気シリーズの『ミリオンゴッド‐神々の凱旋‐』を除けば、この2年間、ヒット機種の少なさが目立ちます。唯一の人気機種といえば沖スロAT機『沖ドキ』や『HANABI』などのノーマル機ぐらいですかね。『SLOTシャドウハーツII-運命の道標-』を筆頭に悲惨さが目立ちました。

そしてその状況にトドメを刺したのが、2015年末から開始された新基準機『5.5号機』です。出玉性能の低下を余儀なくされ、業界全体が苦戦を強いられていましたが、その中でもユニバーサルが最も厳しい状況だったといえます。4号機時代の復刻機『アステカ-太陽の紋章-』や人気シリーズの後継機『バジリスク 〜甲賀忍法帖〜III』は、パチスロファンの間では知名度が高いシリーズだけに、大きな期待がされましたが……想像以上のデキの悪さで、その期待を見事に裏切りました。ユーザーの反応を見る限り、ユニバーサルへの信用が失われたといえますね」(記者)

(引用元:ギャンブルジャーナル